札幌市の市政

現在の市長は、上田文雄(民主党系)である。2003年(平成15年)6月8日、政令指定都市初の再選挙にもつれ込んだ市長選を制し、2007年(平成19年)4月8日の選挙で再選。2011年(平成23年)4月10日の選挙では3選を果たした。2015年(平成27年)6月7日が任期満了日。
2005年度決算での一般会計は、歳入7918億円、歳出7882億円。2005年度市債残高は1兆0859億円。北海道は長期不況下にあり、その影響で市税が減少、福祉支出が増加している。事業会計では建設費の利払いに苦しむ高速電車事業(地下鉄)の赤字が96億円と大きい(札幌市交通局参照)。
亜寒帯湿潤気候に加え、日本海側気候の影響で雪が多い札幌市では、2004年度の雪対策予算に153億円をあてた。このうち道路の除雪、排雪が115億円を占める。これは一般会計予算の0.2%以下である。
2003年1月に全国初となる自治体コールセンターを設置。2009年7月には家庭用ごみの有料化制度が開始。ごみの分別品目が変わり、市で販売される専用の黄色のゴミ袋となった。
また、2016年以降の夏季オリンピックを誘致を計画していた。実現すれば世界初の冬季・夏季五輪両大会経験都市の誕生が期待されたが、財政難のため見送りとなった。
 
参照元:Wikipedia「札幌市